直流電源の修理(2)
直流電源の修理の続き
DAIWAに回路図を請求したところ、PDFで送って頂けました。ダイワインダストリーサービス 丸山さんありがとうございました。
早速回路図をみて、制御基板のパターんが取付金具にタッチしてパターンめくれたのもろ32Vの電源がつながっていたため、当然大電流が流れ燃えたようでした。
というわけで取付金具と基盤の間に絶縁物をいれて、スイッチオン取り合えず出力出る、13.8Vの微調整も行い、動作試験ということで、25Wモービル機を接続、受信は異常なし。
送信して電源に負荷をかける。10Aは流れるかなと、送信ボタンを押すと、とんでもないハムが出る。なんかおかしい。
今回、基板上のケミコンをすべて交換したのだが?
さわっていくと470μFのケミコンが熱くなっている。電源を切り。しばらくしてスイッチを入れ、送信するとやはりハムがでてケミコンをが熱くなる。回路図をみると、5Vの半端整流に35Vの直流をこのケミコンでカップリングしています。前述のショートしたパターンにつながっており、それが原因のようだ。
5Vを整流しているダイオードを外して、チェックしたところ両方向との導通。死んでいました。
たぶん35Vがタッチして過電流が流れ昇天したようです。またこれによりコンデンサーへ交流がながれ発熱した模様。
というわけで、コンデンサとダイオードを取り替え再度テスト。
今度は25W送信でも異常なし。どうにか治ったようです。その後電流計の表示を校正して取り合えづOKと。(HF100W機で負荷をかけて最終確認をする予定)
今回の修理で思わぬトラブルに会いました。制御基板のパターンをもう少し配慮して設計されておればこんなことは起きないと思います。再度基盤を取り付けるとき気が付いたのですが取付金具のねじ穴の周りが最初は絶縁にテープ(セロハン)が」まかれていたようです。
私が基盤を外した時にぼろぼろになっていて取れていたようです。
左下の茶色のケミコンとその上のダイオードを交換しました。
最初は整流用のケミコン交換で終わると思ったのですが、思わぬ落とし穴に落ちました。
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