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2012年2月10日 (金)

アマチュア無線局の申請

以前から当局の許可されている無線局を移動局に対応して、またSSTV、RTTY、PSK31、パケット通信をしたいと思っていました。100W機の50W改造、SSTVなどはPCを附加して行うため、(株)TSSでの保証認定が必要となり、技術基準適合機種だけでのネット申請に比べ、無線機系統図、工事設計書の作成など手間がかかります。はじめは紙ベースでの申請と考えたのですが、保証認定もネットでできると聞きやってみました。

手順としては、

①電波利用 電子申請システムLiteで事項書、工事設計書を入力して作成する。

この時、あらかじめどのような無線機を申請するか。どのようなモードかを決めて、無線機の登録認定番号や終段の名称・個数、電圧、などを一覧にしてから設計書の入力をしたほうがよいです。また、電波形式が事項書では一括記載コードですが、工事設計書では電波形式の入力となり、無線機が増えると個々に入力するのが面倒でまた、入力誤りをしてしまいます。当局はこの部分でTSS保証認定で4回も修正を行う羽目になりました。

②附加装置があったり、JARL登録機種出ない場合、送信機系統図が必要となり、マニュアルからコピーしたり、ワード等で作成して、PDFにして、①の工事設計書欄で添付ファイルとします。

③必要事項をすべてを入力するとシステムの最後で申請しますかと問合せがありますがここでは申請せずに、Zipファイルに保存して終わります。

④(株)TSSのホームページからネットによる申請に入り申請項目を入れると次に③で作成したZipファイルの送信を求められるので送ります。その後、保証認定料を指定口座に振り込みます。

⑤1週間ぐらいでメールで保証認定について通知があり、誤り等があれば通知されてくるので送信したZipファイルを電子申請システムLiteで読み込ませ、修正して保存し、再度TSSへ返信メールに添付しておくります。OKになると、PDFファイルで保証書の写しが送られてくる来ます。私はこの修正に4回やり取りしました。

⑥これで総務省への申請が可能となります。

⑦電子申請システムLiteでZipファイルを読み込ませ、保証書のPDFファイルを添付して申請となります。

当局は、7台の無線機の保証認定を受けました。

100Wから50Wへの変更処置は、無線機のマニュアルに記載されていた改造方法とその写真をPDFで送ることでOKとなりました。はじめはメーカーの改造証明が必要かと心配しましたが、「改造処置の方法と写真でいいですよ。」とのことでスライドスイッチでのパワーダウン処置の写真と説明で問題なく通りました。(TS-850Sをパワーダウン)

後は総合通信局からの審査終了、申請手数料の納付、免許状の取得で終わりです。

結果として、最初は事前準備に手間がかかりましたが、ネット申請は、10日間で終わりました。ネット申請は総務省の手数料がペーパー申請より安くなりますのでメリットがあります。

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